生き方

ギャルの先輩から学んだこと

(この記事は2021年8月に配信したメルマガ記事に
加筆・修正したものです)

大阪へ家族旅行

大阪へ2泊3日で家族旅行に行ってきました。

お目当てはUSJ。

今年の春から、夫と子どもが
「USJでマリオカート乗りたいね!」
と二人で盛り上がっておりまして
それが実現しました。

わたしはほとんど興味なかったのですが、
お盆の帰省もしなかったので
「興味のない場所へ付いていったらどうなるか」
という実験も兼ねて行ってみました。

 

わたし自身、
数年ぶりのテーマパーク。

もうすぐ4歳の娘にとっては
人生初のテーマパーク。

4歳の身長でも乗れる乗り物に乗ったり
キティちゃんに会ったり。

喜ぶ娘が見られて、
わたしと夫はにやけました。

(★キティちゃんの家にあったキティちゃんドレス。
東京オリンピックの開閉会式で
当初出演予定だったキティちゃんが
登場しなかったのが
悔やまれてならない。
これぞjapanese pop!tokyo!harajuku!って思う。↓)

 

半年だけの大阪生活の思い出

えー、わたしのメルマガやブログは
旅行後の感想?といった内容が多いのですが
今回もそうなります(笑)

10年前の24歳のころ、
半年だけ
会社の転勤で大阪に住んでいました。
(大阪に転勤したのに
転勤先の部署ごと東京移転が決まり
わずか半年だけの大阪生活でした。)

大阪に行ったのなら、
それは当時のことを思い出しますよね。

社会人3年目の24歳。

工具を扱う専門商社で、
1~2年目は東京大田区(町工場の多い東大阪のようなエリアと田園調布の高級住宅街を包括したある意味カオスなエリアですね)の支店で
営業事務と営業をやっていました。

お客さんからの電話が
じゃんじゃん鳴る支店。

仕事中の話し相手は、
同期と年の近い先輩方。

転機となった
経営企画課への配属

入社3年目の4月、
大阪本社の
経営企画課への配属が決まりました。

電話がじゃんじゃん鳴って、
年の近い社員とわいわいお喋りする生活から、

ガラス張りの社長室と役員室に囲まれ
シーンとした経営企画部のフロアで
仕事をする生活になりました。

 

仕事内容も、
営業部門から管理部門へと変わり
2年間で覚えた仕事は
ほぼ役に立たない。

ランチも、
週の半分は役員と同席。

穏やかに話を振ることが求められる反面、
「タブーな話題」があるんですよね。

そういうのが地味に気を遣いました。

山形出身で
関西には会社以外の知人もいない。

今思えば、
「結構大変だったな~」
と思いましたが、
あれを乗り越えられたのは
周りの人との出会いに尽きるな~(あと若さ?)
と、本当に感謝が溢れるのですよね。

迎えてくれた課長。

いっつも私のことを見ていてくれて
笑わせてくれたり
時には真剣に注意してくれたり。

でも、
「会社でどんなことがあっても
会社がすべてじゃないし」
って思えていたのは
東京の支店で
1年半、隣の席で仕事をしていた
「あの方のおかげだな」
ってふと腹に落ちたのです。

会社員生活を乗り越えられたのは
ギャルの先輩のおかげかも?

「会社でどんなことがあっても
会社がすべてじゃないし」

と思える土台を作ってくれたのは、
東京は目黒区出身の
天真爛漫なギャルの先輩でした。

西内まりやさん似の美人でした。

仕事中に
「この後ネイルサロン行くからさ~」
と、机の下で
除光液でマニュキュアを取っていた姿が
忘れられません(笑)

 

先輩の特徴はざっと以下の通りです。

・出社は始業時間ギリギリ。
・定時退社に命を懸ける。
・プライベート優先。
個人的な飲み会はほぼ行かない。
・社内ではギャルみたいなラフな言葉遣いだが、
社外に対しては、
とてつもなく丁寧な受け答えができる。
・そのため顧客満足度が高い。
・顧客満足度が高いゆえに、
内勤の成績もよく社内評価も高い。
・ほかの人に仕事の依頼が上手。

仕事のやる気はないけれど、
要領が良く愛嬌があって
「私はこうしたい」
がはっきりしていた方でした。

わたしは、
入社当時は
「上司に言われたとおりに
一生懸命頑張るのがいい」
と周りに影響を受けまくっていました。

 

でも、
先輩の隣の席で仕事をするようになってから、
おしゃべりをしながら
先輩のエッセンスをインストールするうちに

「あれ、こっちの方が楽しい」
「こっちもありだな」
「むしろわたしこっちの人間だな」

と、新しい自分を発見するように
なりました。

今思うと、先輩は
「ドキンちゃん」要素を持った人だったのでしょう。

ギャルの先輩の
「周囲の価値観を
全部飲み込んでしまわなくてもいい。

まわりの人とは上手くやりながら、
わたしはわたしの心地いいを

尊重する。
その方法はいくらでもある。」

というドキンちゃん的なあり方。

 

ドキンちゃん的なあり方を
わたし自身が多少インストールできたことで、

まわりの目を振り切って、

社外の場である
着付け教室や茶道サークル、
資格の学校(←資格は落ちたけど夫と出会えました)
に出向くエネルギーが湧きました。

本当のわたしが求めていたものを
少しでも「社外」に求める行動ができたこと。

そこでの出会いは、
わたしにとって
目に見えない財産です。

オンラインでの「ガス抜き」

大阪本社に異動してからも、
ギャルの先輩を含む数人の先輩方と
社内チャットで
メッセージを送りあっていました。

グループラインのような感じですね。

会社のパソコンで仕事をしているふりをして、
何食わぬ顔で、
びっくりしたことや泣き言を報告していました。

「大阪本社の女性陣は、
ランチのとき
綺麗なハンカチを膝に敷いて
食べるんですけど~!!」

とか(笑)

先輩方にメッセージしては
PC内で
「きゃはきゃは」笑っていました。

わたしは気心知れた先輩方と
メッセージを送りあうことで
新しい環境のストレスを
「ガス抜き」してもらっていたんだなぁ。

 

今思うと、
リアルな人間関係で言い出せない本音を
似た価値観を共有するオンラインサロンで言う、
といったコミュニケーションだと感じました。

 

 

リアルなドキンちゃんに励まされる事例

先輩との出会いは、
リアルに存在するドキンちゃんから
エネルギーをもらえた事例たと感じました。

先輩は、
「自分はこうしたい」という本心を素直に出せる
”ドキンちゃん要素”とともに、

仕事を着実に終わらせる、
という現実的な行動力の「男性性」を
バランス良く兼ね備えた方だったのだと。

オンラインサロンの先輩から教わったことですが、
生物学的に女性は生命を
お腹や家庭で「はぐくむ役割」

実際に出産する/しないは別として、
「はぐくむ役割」を全うするためには、
自分の状態を
心も体もいい状態にしておくのが
betterではなくmustの「お役目」だそうです。

 

現代社会では、
わたしの在籍していた会社然り

「リスクをとって、
自分の安全や心地よさは横に置いておいて」

という、

男性的な役割を女性に求められることは
多いと思います。

男性的な役割が
必要な場合もあると思います。

男性性も、女性性も
割合は人それぞれで
どっちも必要なのだと思います。

 

それでも、
「わたしはわたしの心地よさを選んでいい。
それが女性としての役割だから。」
って自分に許可してから
「さてどうしようか、何をしようか」
と選ぶのと、

「まわりに求められているから」
と盲目的に選ぶのでは、

外から見て同じ選択をしたとしても、
前者の方が、
のびのびと生きられると感じています。

「ドキンちゃん」というと
「わがままを突き通す」
ようなイメージが浮かぶ人もいるかもしれません。

そうではなく、
「わたしはこうがいいんだよな~」ありきで、
周囲の方々と上手~く調和して
自分にできる事はしっかりやる、
そのうえで、
甘えるところは甘えてしっかり頼る。

そんな絶妙なバランス感覚が
わたしの愛する現代のドキンちゃんです

帰宅してから、
そんなこんなを思った
大阪旅行でした(笑)

 

なお、
パートナーシップの動画は
オンラインサロンの先輩の
若野さきさんのHPから視聴できます♪

数分単位で章立てされているので
家事の合間にでも聞きやすいので
個人的にお勧めです♪

————————————–

いつかメルマガで紹介したいと思っていた
ギャルの先輩の話。

紹介出来て良かったです。

今回もお読みいただき
ありがとうございました。

 

(★USJのマリオワールド。
わたし自身思い入れはなかったが
行くとそれなりに楽しめちゃう性質ではある。
BGMがガンガン鳴り響くテーマパークは
音楽フェスのようで楽しかった。
フェスも行ったことないけどね。↓)

ABOUT ME
はるかふる
心豊かに生きると決めた子育て主婦の「くすっ」と笑えてたまに深いかもしれない日々を発信。|活動拠点は週1ペースの無料メルマガ。Twitterとインスタのフォローもお待ちしてます♪
はるかふる公式メルマガ
はるかふる公式メルマガ配信中

無料メルマガ配信中です

ご登録はこちら