幼稚園でのマスク着用問題
この春から娘は幼稚園の年中さんに。
心をざわつかせるのが
幼稚園児のマスク着用。
海外では
マスク着用が徐々に解除され始めているというのに、
娘の通う幼稚園では
「今年度からはできる限り
園児にもマスクをつけてもらうようにします。
ただし、熱中症の恐れがあるので適宜外します。」
との説明。
(え…)
(小さいうちはあまり神経質にならずに
色んな菌に触れて免疫をつけるのが大事だって
今園長先生言ってたじゃん。)
(え…)
と、少し驚きました(笑)
マスクを着用すべきか否かの
「マスク問題」。
この問題にあまり気力を使いたくない
わたしの今の対処は以下の通り。
・面談時に「マスク着用は任意にしてほしい」という
自分の意見を担任の先生には伝えておく
・幼稚園を出たらマスクを外して遊ばせる
・延長保育の利用を最小限にとどめる
・早寝早起き、色々食べる、笑うで免疫維持(←結局これに尽きる)
(★週に数回のお弁当。ヤングコーンで肉巻きを作るとお花に!)
「集団のルール」に考える
大人の役割
さて、娘との今朝のやり取り。
わたし「苦しくなったらマスク外すんだよ~」
娘 「マスクつけて!っていわれるもん!」
娘も先生からの指摘を
彼女なりにしっかり受け止めているようだった。
集団のルールを守ることは大事。
だけれど、
集団のルール自体が
本当に順守すべきものなのかを
一度自分の頭で考えてみることは
もっと大事だと思う。
(幼稚園児には難しい問題ですね)
昔と今は違うし、
「大きな声の誰かについていけば安心安全」
なんてことは絶対にない。
とは言え、
今はわたし自身も、
マスクを着けていないことで
面倒なことに巻き込まれないように
お迎え時や屋内では
集団に紛れるようにマスクを着けている。
大人の役割って、
「ルールは守らなきゃいけないわよ」
って教えることと同時に、
「でもそのルールって、
こういう良くない点もあるわよね」
「ルールを思いっきり破るのは
メリットがないかもしれないけれど
多くの人に迷惑をかけずに
休憩する方法はあるかもしれないわよね」
って、
子どもが大きなものに飲み込まれずに
自分で選べる「フラグ」みたいなものを
いーっぱい投げてあげることかなぁと思う。
そのときは
「しらない!」
と
「ぷい!」っとされる可能性は大だが、
いつか、
そのフラグを思い出すかもしれないし。
「大人の役割って、
同調圧力の抜け道や休憩どころを
教えてあげることかもしれないな」
と、ふと思った幼稚園から戻り腰かけた瞬間、
前職での「棚卸」の出来事を思い出した。
嫌いだった「棚卸作業」を頑張れた出来事
前の会社では、
倉庫勤務でない社員も
年に1~2度
巨大倉庫の棚卸に行かなければならなかった。
巨大倉庫の数万アイテムの工具たち。
割り振られた棚の工具の在庫を数えて
端末に入力する一日。
棚卸作業が大切な仕事なことはわかっている。
入出荷作業、ピッキングの機械化が進んでも、
大量の在庫の中には不良品や破損品もあるし、
人の作業ミスも起こる。
この作業をみんなで協力しなければ
終わらないことはわかっている。
わかっている!
でも、
ひたすら在庫を数える一日は
わたしには本当に苦痛で、
作業して数時間すると死んだ魚の目になるのが
定番であった。
そんなとき、
同じ支店のレスラーのような体型の営業マンの先輩が、
「こうやってると
棚卸めっちゃやってるように見えるんやで」
と、
あたかも棚卸作業に真剣に取り組んでいる風で
しっかり休憩する方法を教えてくれた。
その方法は割愛するが(笑)
それを聞いて若手社員数名で爆笑し、
真似して、とっても元気になったのを思い出した。
育休を含め12年在籍した前職。
棚卸での休憩方法を伝授されてから
10年近く棚卸作業をしたことになるけれど、
毎年倉庫に入る度に、
「〇〇さん、あんなこと言ってたな(笑)」
とクスっと思い出して、
特に好きじゃない棚卸作業も
なんとか頑張れたな。
真っ向から意見を伝えたり
活動したりすることももちろん大事だが、
自分ではどうにもできない部分が大きい案件に関しては、
(逃れられない棚卸やマスク着用的な
←一緒じゃないんですけど・笑)
抜け道とか休憩どころを見つけて
自分の生きるエネルギーを無駄に漏らさずに
いざという時にとっておく方法もある。
そのためのユーモア、笑いって
無限に尊いなと思う。
だからわたしはお笑いが好き♡
(★子どもが健康にのびのび生きられるよう
最善を尽くす。)