(この記事は2021年9月に配信したメルマガ記事に
加筆・修正したものです)
ゴスペルサークル後のおしゃべりで
気づいたこと
先日、
ママゴスペルサークルの練習がありました。
2人のママが、
第二子である
生後半年の赤ちゃんを連れて参加。
赤ちゃんは可愛くて
癒されました。
そして帰り際に、
メンバー9名で輪になっておしゃべり。
「二人目って、一人目とは違って
自分に余裕があるから
すっごくかわいい」
子どもが二人いるママたち数人が
そんな趣旨の話をしていました。
「そうなんだ~」
とニコニコ話を聞いていたものの、
「なんかモヤモヤするなぁ。」
とわたしの心がつぶやいていました。
イガイガした気持ちは、
わたしの価値観を教えてくれるサイン
メンバーのみんなも好きだし、
歌えて楽しかったし、
赤ちゃんも可愛い。
それでも
イガイガした気持ちを感じたわたしは
翌日、日記を書きました。
そこで見えてきたのは、
わたしが満たしたかった思いや、
知らず知らずのうちに採用していた
「~べき」という価値観。
わたしが
「羨ましいな」
と感じたのは
赤ちゃんそのものよりも、
「夫婦が仲良くいる状態」
だと感じました。
これは、
産後のわたしが
ここ数年で
一番欲しかったものなんだなぁと。
わたしにとっての産後は、
夫の仕事の忙しさからのストレス過多状態、
わたしがそれに対して
自分の気持ちを抑え込んで
本音を言えないでいた数年間でもありました。
ちょうど1年前の秋冬のこと。
わたし自身が
「夫の仕事の忙しさとストレスは、
夫が乗り越える問題。
わたしは、
わたしがエネルギーの湧く人生を生きる!」
と決意したことから
夫婦関係は改善しました。
そう、
夫婦関係、
100点満点じゃないかもしれないけれど
ちゃんと前に進んでいて
日常に幸せを感じるじゃないか。
赤ちゃんは
夫婦関係良好の「象徴」
のようなところもあるけれど、
いくら満たしたい思いの
「象徴」が手に入ったところで、
満たしたい思いの
「本丸」が満たされなかったら、
「こんなはずじゃなかった」
って、
また別の「象徴」を手に入れるのに
時間をかけてしまう気がします。
人生は有限。
そう思ったら、
「んまぁ赤ちゃんは可愛いし、
一人目とは違う育児を
体験してみたいのもあるから
二人目欲しいかもしれないけれど
子どもは授かりもの。
ノーコントロール案件。
それよりも、
数年間置き去りにしてきた
夫婦で過ごす時間をもっと作った方が
わたしの気持ちが
満たされるんじゃないかしら。」
と自分の思いを整理できて
気が晴れました。
潜んでいたわたしの価値観
あとはですね、
「わたしは
すべての幸せの要素が埋められているべきだ」
という
怖すぎる価値観にも気づけました。
…こわっ!
何が怖いかって、
幸せを無意識に
「レーダーチャート」のように
捉えていたところですね。
(★レーダーチャートってこういう図です
調べちゃった↓)
そして、
レーダーチャートの要素に
思いっきり
「世間的に」
「自分に近い人の言うこと」
を無意識に組み入れていたことでした。
過去に、
本か何かで、
自身の人生の満足度を
レーダーチャートのように振り返ったことが
あったのですね。
「仕事・プライベート・健康…、
バランスよく、
様々な要素を満たしましょう」
といったように。
人生にバランスが大事なのはもちろんですが、
その要素に
「子どもが二人いるのが一般的」
という
世間一般の要素を組み入れているのが
問題だと感じました。
世間一般の価値観と、
自分の望みが一致する場合もあるでしょう。
だとしたらその望みは素直に認める。
でも、
自分で
「この要素は満たしたい♪」
と思うのと、
「世間的にこの要素は満たされていた方が幸せそうだ」
で自分の幸せの基準を定めちゃうのとでは
腹の底から沸き上がる幸福度は
全然違いますよね。
大丈夫。
しあわせの基準は
自分の本音から拾ってくるものだし、
レーダーチャートさえなくてもいい。
バンドの練習で
ガンガン響くドラムとともに
ベースを鳴らせたのがとても楽しかった。
それは本当だと分かりました(笑)
イガイガした気持ちは
「わたしどうしたい?」
「この価値観があるから苦しいよ」
という”ほんとうのわたし”を教えてくれるサイン。
今回も、
イガイガした骨なのかトゲを抜くことができたので
また安心して日常に励みたいと思います。
ちょくちょくイガイガを抜いて
自分に気づいていきたいです。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。