音楽

新しいボイトレを始めて気づいたこと(NY vs ハリウッド)

(この記事は2021年10月に配信したメルマガ記事に加筆・修正したものです)

ボイトレを始めるまでのウジウジ

8月からオンラインでボイストレーニングを
受けています。

月1ペースです。

習っているボイトレは、
安倉さやかさんという方の教える
ハリウッド式ボイトレなるもの。

わたしが習っているのは、
同スタジオの女性の先生
です。

安倉さやかさんは、
劇団四季をはじめ
テレビで観るような”ガチ”なプロの歌手の
ボイトレをしている先生。

わたしの好きなゴスペラーズのメンバーも
安倉さんと交流があるそうで、
たまたまTwitterで存在を知ったのでした。

そして、
一つオンライン講座を受けたことから、

「あぁ、この先生に習ってみたいな~」
とHPより申し込みしたのでした。

 

なんと、
申し込むまで

心の整理がつかずに
3か月かかりました(笑)

「プロに教えている人が果たして主婦のわたしに
 教えてくれるのだろうか」
「教えてくれたとして、
 先生怖くて挫折するんじゃないだろうか」
「1時間1万円以上のレッスンを、
 趣味のわたしが捻出していいのであろうか」

主にこれらの「こわい」で
3か月もウジウジしてしまったのです。

全部妄想なのに…!

まぁ、ウジウジする時間も大事だったということに
するしかありません…

 

いざHPから申し込みをしてみたら、
すんなりレッスン日が決定。

今までのやり方を辞めるのが一番難しい。

これまで月一ペースでレッスンを受講して学んだのは
「今までの歌い方を手放すのが一番難しい」
ということです。

これは、
初回のレッスンで
先生に言われたもの。

自分の歌い方の癖や課題を、
ほんの数分で指摘してくれる先生は
偉大だなと感じました。

わたし自身、
歌の発声は、高校時代の合唱部時代、

声楽家の先生に習ったものがベースでした。

声楽の先生の発声の方法で、
今までなんとなく自分なりに歌ってきたけれど、

今歌っているゴスペルにしても、
これから歌いたいポップスにしても、
「今までにやり方では自分ではどうにもならない」
感がずっとありました。

わたしの場合は、
今まで、裏声ばかりで歌って、
地声筋がさぼっているので、
そこを鍛えるのが一番の課題です。

ほかにも、
合唱では〇だったことも、
新しいボイトレでは△だったりして、
「え~?!」となっています。

が、
今までの歌い方を辞めたところで
失う物はほぼないので(笑)

喜んで新しい矯正器具に自分を
はめてみたいと思っています。

やり方はなんでもいい。
ニューヨークvsハリウッド

ニューヨークで音楽活動をしていた
ゴスペルサークルの男性ディレクターは

「高額なボイトレを習うより、
 自分で試行錯誤した方が上手くなる。
俺が見てきたニューヨーカーたちも、
上手いソリストたちもそうだった。」

という考え方。

それはそれで
とても大事な考え方だと思います。

実際に、
すべて独学で
プロのように歌が上手なママたちを知っています。

新しいボイトレは、
「ハリウッド式ボイトレ」とも言うそうで、
「ヴォイスタイプごとに異なる
適切なアプローチをしましょう」

というゴスペルの先生の対極にある
考え方。

偶然ですが、わたしの中で
「ハリウッドvsニューヨーク」
という構図が成り立ちました(笑)

どちらも大切な考え方だと思うのですよね。

自分自身で沢山練習をしないと獲得できないものは
確かにあるし、

一方で、
他者の視点から課題を見つけることで
獲得できるものもある。

それは、自分自身がいい塩梅に選んで
ミックスしていくものなのだと思います。

なので、
異なるタイプの師匠を持てることは、
(頭が混乱することもありますが)
とてもラッキーなことだと感じています。

 

レッスンを4回終えて…

さて、月1のボイトレを4回終えて、
わたしの実感は?

4回目を終えたところで、
やっと「あぁ、ここはこうか~」と
数か所の改善が見られたという感覚です。

それにしても、
まだまだ感覚で腑に落ちないことは沢山あります。

これも回数と時間を重ねて
感覚をつかんでいきたいと思います。

まとめ(勝手にまとめるコーナー)

①ウジウジしてもいいけれど
 やりたいことはやってみよう。
できる範囲の「プチトライ」から試せば
多少のリスク回避になるよ。

やり方は何でもいいし、
 どちらかだけにつかなくてもいい。
 必要に応じてミックスすればいい。
 それがわたしらしさ

今までのやり方を辞めないと、
 新しいものはつかめない。
 辞めることはとても難しい。

腑に落ちるまで時間がかかるのは世の常
 それまでできない自分を責めずに、大いに師匠に甘えよう

はい、お気づきの通り、
自分に言い聞かせるように書いてますね。

ここまでお読みいただき
ありがとうございました♪

(★秋の思い出。「秋空を大いに駆ける4歳児」)
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