音楽

#2 坦々麺「好き」と言う資格。

(本記事は2023年11月のメルマガ記事に加筆修正したものです)

さて今日は、
楽曲「担々麺」絡みの2本目の記事。

(麺だけに、絡むw)

わたしもリリースまで頑張ろう〜

楽曲「担々麺」のきっかけ

ある日、幼稚園のお迎え前のお昼。

 

一人で担々麺を食べに行った帰り。

 

「一人で麺屋さん」という、
わたしにとっての「ちょっぴりの非日常」の後、
ちょっと浮ついた心での脳内会話。

 

「美味しかったし楽しかった♡

    “好きな食べ物は担々麺“って
 SNSの自己紹介欄に書いちゃおうかな♪

 でも、待って。

 担々麺って、
 数ヶ月に一回くらいしか食べないんだけど。

 となると、
 一年に数回しか食べないんだけど。

 お店も数軒しか知らないんだけど。

 担々麺の由来や歴史、
何も知らないんだけど。

 ・・・

 これ、好きって言っていいの?

 ・・・ 

 ま、いいか、いいんじゃない?」

 

「担々麺」は、
こんな呑気な脳内会話をきっかけに生まれた一曲です。

 

「好きだ」と言う資格

子どもの頃は

「これが好き♪」
って、自由に言っていたはずなのに。

 

いつからでしょう。

 

「好きだ」と言うことにさえ、
立派な資格やキャリア、
はたまた崇高な理念が必要な気がしちゃって、

何が好きか、
わたしがどういう人間かさえ、
自分の言葉で言えなくなること。

 

「いやいやわたしなんて」
「〇〇さんと比べたら
ちっとも詳しくないですから」

そんな物分かりの良い大人の言葉たちで
自分の素直な子どもの心に
ばあちゃんの漬物石のように
重〜い蓋をしまくった結果なのかも知れません。

 

そんなことってありませんか?

わたしはありましたし、あります。

 

担々麺は好きだけれど、
お店も大して知らないし、
人様と会話が続くようなネタが出てくるわけでもなく。

 

洋楽は好きだけれど、
知っているアーティストも少ないし、
別に誰かの大ファンなわけでもない。

 

今でこそ、
オリジナル曲を作るようになりましたが、
社会人になって10年近く、
歌どころか音楽からも
ほとんどかけ離れた生活をしていました。

 

完璧な人など、いない。

資格がなければ携われないお仕事はたくさんあります。

 

お医者さん、看護師さん、幼稚園の先生。
そんな方々のお世話になる毎日です。
(ありがとうございます)

 

でも、
世の中に色んな資格がありすぎるせいなのか、
SNSなどで
簡単に理想っぽい生活を覗き見できちゃうせいなのか、

好きなことを好きだと言ったり、
何かを語ったりすることにまで、

「勝手に資格制度」を創設しがちだなとも思います。

 

料理の資格を持っていなければ
料理が好きだと言ってはならない。

学歴や職歴がなければ
音楽を好きと言ってはならない。

 

などなど。

 

わたくしごとですが、
今年の夏から4ヶ月、
ボイストレーナー向けの講座を受講していました。

(★100名の全国のボイストレーナーやシンガー陣。
この環境によく飛び込んだ。)

 

わたし、ボイストレーナーでもないし、
音楽の仕事をしたことさえ、ありません。

 

だから、正直、
周りのメンバーを見て引け目も感じました。

 

◆同じグループのメンバー

現役人気ボイストレーナー、
スタジオミュージシャン、
音楽スクール経営、
音大卒…

 

◆わたし

普通の会社員12年
合唱部
ゴスペルサークル
作詞作曲始めました

 

キャリアはもちろん、
お人柄含めて素敵なメンバーでした。

みんなすごいな〜、尊いな〜。

(★講師陣とグループの皆さん↓)

でもね、
ほんのちょっと視点を変えてみたら、
他のメンバーが尊いように、
むしろ、わたしだって尊いじゃないかって
思えるようになったんです。

 

・音楽と10年も関わらずに、
プロ向けの講座にしれっと参加できてるって
なんか存在として面白いし、すごくない?

 

・ずーっと好きなことと携わっていた方はもちろん素敵で尊い。
けれど、好きなことからしばらく離れて
 試行錯誤していたわたしだからこそ
 共感できる誰かの気持ち、
    悩んだわたしだから伝えられること、
 たっくさんあるよね。

 

だからと言って、
「自分は自分でいいんだ!」
って意固地に開き直らずに、
自分に必要な勉強するっていう柔軟さは大切かと。

 

担々麺を好きと言ってもいい。

つまり、
誰にだって、
「わたしだからできること」
「あなただからできること」があるんだと本気で思います。

 

自分にちょっと足りない分は、
その都度補えばいいのです。

 

最初から「わたしなんて」って言わない。
(たまに言うけどw)

 

その最初に一歩は、
年に数回しか食べない担々麺を「好き」と言ってみること。

本気か?(笑)

 

好きを隠してこじらせているよりも、

「そんなに食べないけど好きなんです(テヘ)♡」
って言った方が、
むしろ世界中の担々麺屋さんも
喜ぶんじゃないかしら?

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
はるかふる
心豊かに生きると決めた子育て主婦の「くすっ」と笑えてたまに深いかもしれない日々を発信。|活動拠点は週1ペースの無料メルマガ。Twitterとインスタのフォローもお待ちしてます♪
はるかふる公式メルマガ
はるかふる公式メルマガ配信中

無料メルマガ配信中です

ご登録はこちら