着物

丸ごと憧れる着付けの先生のお二人

今から6年前の2014年、結婚と同時に、夫の転勤にともない、杜の都・仙台へ。

わたしは会社員を続けていました。

とある週末、街中で出会った呉服屋さんの着付け教室。
そちらでお世話になったお二人の先生が、わたしのなりたいマダム像の中核を担います。

 

あの素敵さは何なんだろう、と自問していましたが、最近浮かんだ答えは、
「徹底的に、ご自身が満たされて、調った(ととのった)状態であるので、ご本人が何も言わずとも魅力が溢れている」こと。

先生という立場で、生徒に接していたこともあるとは思いますが、お二人の先生には、以下のような共通点がありました。

・作る空気感が心地いい
・誰かを否定するような発言をしない
・気にかけてくれるがお節介にならない絶妙な距離感
・誉め上手だが、相手に媚びない
・言葉数、話すテンポがちょうどいい
・見た目に清潔感がありこざっぱりしている

ひとつひとつは何気ないことで、言語化できないことの方が多いのですが、

先生方と過ごす時間は、とにかく居心地が良かったのです。

家族・生活という土台があって、そこで積み重ねられた確かな何か。毎日ごはんを作る、こどもの世話をする、着付けのお稽古をする、チャラチャラしてない何か。なぜかわたしが泣けてくる(笑)

自分から何かを誇示しなくても、控えめの着物を着ていても、溢れる素敵さ。

お二人とも、普通の子育て主婦を経て、着付けの先生をなさっていた方。
もうお孫さんもいらっしゃる、素敵なおばあちゃん。

なんなんだろうな~あの魅力は。

そういえば、お一人は華道の先生、もうお一人は和裁を習っていた、と仰っていました。和の力も、先生の魅力を形成しているひとつだろうなぁ。恐るべし、和の力。

そんな方々に、リアルな世界で出会えたことは、わたしにとっての大きな財産。

わたしも、若者に希望を与えられるような
素敵な年の重ね方をしたいな。

うーん、ともかく毎日10分、着物に触れよう!

★写真は、自分で揃えた訪問着一式。マネキンちゃんに着せた写真。加賀友禅の作家さんの作品らしいです。紫と黄緑の色あわせが好き。そして、意味はわからなくても、茶屋辻、なぜか古典柄が好き(笑)

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