ある冬の日の保育園のお迎え。
3歳の娘と同級生たちが、
先生と一緒に
保育園の花壇の
草抜きをしているところでした。
わたしを見つけて、
嬉しくて駆け寄る娘。
先生に、
「走ると危ないよ!」
と言われながらも、
駆け寄ってきてくれました。
なんてかわいい。
保育園では、
先生にも甘えているし、
好きな男の子はいるし、
楽しく生活できている様子。
それでも、
わたしを見て
表情が”ぱあー”っと明るくなって、
嬉しくなって、
走っちゃう娘。
かわいいなぁ。
ありがたいなぁ。
自分なりに
一生懸命子育てはしているけれど、
めちゃくちゃいいリアクションができるとか
子どもとの付き合い方が上手いとか、
多数のオプションを持っている訳ではない。
そして、
なんていうか、
自分が娘にとって
どういう母親なのかはわからない。
それでも、わたしのことを
大好きだと、
からだじゅうで喜んでくれる生命体がいることは、
わたしに
計り知れない存在意義を与えてくれる、
というか、
何にも変えられない
ずどーん、とした
自信をもたらしてくれる。
子どもに対して思う、
「なにができなくてもいい、
なにもしなくていい、
ただいてくれるだけで
大好きよ、
ありがとう。」
大人になっても
全てが赤ちゃんのままで
世の中がまわる訳ではないけれど、
誰かのがんばりのおかげさまで
安心した生活を送っている訳だけれど、
本来、人は、ただふわふわ存在するだけで
認められる、
ありがたがれるものなんだなぁと
気付かされる。
本当にありがとう。
(★きょ~ぉはたのしいひなまつり~♪)