着物

着物美人ハンターが行く②~友人からのライン~

わたしがブログを始めて数週間経ったある日、大学時代の友人から久々にラインが届きました。

地元で公務員をやっている二児の母の彼女。ラインの内容は、「わたしも自分の寸法の着物を作ってみたい」ということでした。

「着物って高いし…」「うちの市の財政もどうなることやら…」

着物を作ることに対する抵抗をわたしに伝えてくれた彼女ですが、

わたしには「それでも自分の寸法の着物を作りたい!」という強い意思、というよりは、意思や理性をも飲み込む大~きな何かがバシバシと伝わってきました。

 

話を聞くと、数年前に他界した彼女のおばあさんは、いい品物を買ってくれる方で、彼女に正絹の長襦袢を誂えてくれたとのこと。

その長襦袢を大事に着ていきたいから、今までは母親のお下がりの着物を着ていたけれど、

せっかくなら自分の寸法の着物を作りたいな~、と思い至ったそうなのです。

「おばあちゃん×着物=泣ける」の方程式で、勝手にしんみりきてしまうわたし。

 

「背が高いから、成人式の振袖を選ぶときもあんまり種類がなかったし、

息子の七五三で母の着物を着たら、周囲から”ここが短い”とか指摘されたんだよね~」と、少ーしだけ不満の残った晴れ着エピソードも教えてくれました。

 

そして、数年前に息子さんの七五三で着た着物の写真を送ってくれました。

(↓★承諾もらったので写真掲載。神社の雰囲気とも相まって、と~っても素敵♪)

この鮮やかで深い緑を着られるのは、華やかオーラのある美人さんの特権!

付け下げかな、柄も適度に控えめで、主役の息子さんを邪魔せずいいですよね~。

全体は、はっきりした色でクールめだけれど、よくみると半襟にピンクっぽい淡い刺繍がしてあって、会話をするときに目のいく顔回りに優しげな雰囲気をプラスしているのもいいないいな~♪

ボブヘアも、着物に程よい抜け感?というか、ゆとりが出ていいないいな~♪ボブやショートカットで着物を着るとこなれ感が出る気がします。

末広(帯にさす扇)も、やっぱりあると引き締まって、フォーマル感が出ますね♪

(わたしも末広はひとつ買いましたが、「いるのかな?」と思いながら購入したことは内緒です笑)

 

ちなみに、当時5歳の息子さんは、自分でこの渋めのコーディネートを選んだとか!

母である友人は、登り竜とかの派手な柄や、明るい水色などを選ぶかと予想していたそうで、息子さんの渋めなチョイスには驚き、何度も「これがいいの?」と確認したそう。それに対し、5歳の息子さんは「これにする!」と断言していたそう。

結果的には、「これは正絹の袴で、いいコーディネートを選んだね」と、お店の方にも、親戚の方にも好評だったようです。将来の大物感がすごい(笑)

 

はっきり華やか緑が似合う彼女。今度は淡い色の着物に挑戦してみたいそう。

「ウェディングドレス選びのときもそうだったけれど、着てみたいと思う淡い色は自分に似合わなかったりして…」と漏らす彼女。

「いやいや、似合う淡い色、絶対ある!」と思ったわたし。

「洋服の”パーソナルカラー診断”で多分”ウィンターベース”よりだと思うから、青みよりの淡い色なら似あう気がするよ!ぜひお母さんとかと一緒に着物屋さんウォッチングをしてみて!」

とウィンターベースの色味が書いてあるリンクを張り付けてラインを送る。

「そうかも!ウィンターベースなの納得!薄ピンクは似合わなかったけれど、薄紫は似合った!」と彼女。

自分の魅力にはなかなか自分では気づけないよね~。淡い色にももちろん挑戦してほしいけれど、はっきり渋めの色を着こなせちゃうの、だいぶすごい魅力だと思う。そんな彼女の二十歳の振袖は、”ど渋”の茶色だったそう。二十歳の彼女も、きっと格好よく着こなしていると思う。

彼女の娘さんの七五三は少し先のようなので、彼女に似合う、そして彼女が喜び狂える着物が見つかることを、遠くから祈っています。

(↓★わたしの末広。「貝合わせ=同じ貝殻としか組み合わせることができない=夫婦円満の象徴」って、ロマンチック~。)

【メルマガのお知らせ📢】

メールマガジン始めてみようと思います。ブログの内容プラス、プライベートなお話を配信予定です♪
こちらのリンクから登録いただければ、いつかひょっこり届きます♥️

※携帯メールでは届かない場合があるそうです。写真なども載せるのでGmailなどのPCメールアドレス推奨です。

ABOUT ME
はるかふる
心豊かに生きると決めた子育て主婦の「くすっ」と笑えてたまに深いかもしれない日々を発信。|活動拠点は週1ペースの無料メルマガ。Twitterとインスタのフォローもお待ちしてます♪
はるかふる公式メルマガ
はるかふる公式メルマガ配信中

無料メルマガ配信中です

ご登録はこちら