音楽

「プロ」という言葉に傷ついていた。

(本記事は2022年12月のメルマガ記事です。)

楽曲の応援をいただいた皆様、
ありがとうございました!
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お久しぶりのメルマガになりました!

実は、12/4の楽曲のリリース前日から2日間、
風邪で熱を出して寝込みました(汗)

気を張っていたのかな?(笑)

風邪をひいてからは
約2週間
パソコンも開かずに休養しました。

先週末はゴスペルライブ、
そしてクリスマス当日も
ゴスペルライブです。

どうぞ皆さんもお気をつけください!

「プロ」vs「アマチュア」vs「天才」

つんくさんの
こちらの記事を読んだことがありました。
ご興味ある方はどうぞ。

https://note.tsunku.net/n/nc9559c0f5938

 

「アマチュア」って、
いわゆる「プロ」よりも
「格下」な気がするじゃないですか。

でも、そうじゃない、
というお話でした。

 

アマチュアだからこそ、
プロが求められる「一般ウケ」を
過度に意識せずに
自由な表現ができる。

だから、
プロはアマチュアに勝てない。

そして、
アマチュアは
プロのような戦いをしてはいけない。

一部をざっくりお話すると
そんな内容でした。

 

 「プロにならないと価値がない」
という思い込み

音楽の先生方から
「プロはこう歌うんだよ」
「プロの演奏を聴いた方がいい」
と、技術面でのひとつのゴールとして、
「プロ」という言葉が出てきます。

あるとき私、気づいたんです。

先生方が言う
「プロ」という言葉に、
勝手に傷ついていたんだって。

「プロでないアマチュアの私には価値がない」
「プロのように毎日何時間も練習できない私は
怠けている」
って。

 

でも、
「自分の強みを活かす。
それ以外はいい意味で諦めました♡」

という趣旨のある方のメルマガを読んで、

「私も、いい意味で
プロになるの諦めようかな。」
と、少し開き直れたんです。

 

「今私が大切にしたいことを大切にした結果の全てで
堂々と音楽やればいいじゃん。

毎日何時間も練習してないし、
月に何回も夜に出掛けてライブなんてできない。

子どものお迎え行くのも、
ご飯作るのだって私にとっては大切。

自分のできる範囲で、
ライブに出て、
制作して、
それでも積み重ねられるもの、
ちゃ〜んとあるじゃん。
そんな私が音楽したって
いいじゃん。

そもそも音楽って、
みんなのものじゃん。

私の愛するゴスペルやコーラスって
み〜んなが参加していいものじゃん。」

ってね。
(ゴスペルというワードが出てきた辺りで
泣く・笑)

 

そうしたら、
プロと比べては凹む、という
「落ち込みの無限ループ」
ちょっと途切れました。

技術の向上を目指さない、
ではなく、
できる範囲で努力する自分を
堂々と認めるようにしたのです。

 

アマチュアの語源を紐解くと

こんな記事を書き掛けながら
オンラインサロンの忘年会へ。

 

ちょうどこんな話題が出たので
上記の思いを話してみると、
と〜っても衝撃的な事実を知ったのです。

 

「アマチュア」の語源は
「amator(ラテン語)=愛好家」。

 

「プロ」の語源は
「profess(英語、ラテン語は省略)=
(知識・技能)があることを〜の前で宣言する」。

転じて、
「職業として/お金をもらって仕事をする人」
ということですね。

 

イギリスの階級社会では、
実は、
アマチュアがジェントルマン階級で上、
プロが労働者階級で下の序列。

 

そのため、
イギリスでは
日本では無条件に尊敬される
「プロ」という言葉が、
「お金のためにやっている人」
「お金に心を売った人」
と言うニュアンスで使われていたことも
あるのだそうです。

日本語だと、
アマチュアは
「素人」とか
「プロよりも格下の人」
と言うニュアンスが強いですよね。

 

語源を辿ると、
実は自分の認識と
前提が異なっていたことがわかりました。

 

どちらかに優劣をつけるのではなく、
事実として言葉を捉えることで、
それぞれのあり方の「陰陽」を
より理解することができます。

 

そして重要なのが、
世界を変えてきたのは
「アマチュア」だということです。

 

アインシュタインも、
特許庁で働きながら、
プライベートな時間を利用して物理学を研究し、
相対性理論につながる論文をつくりあげたそうです。

 

だから、
「資格がないから、
学歴がないから、
肩書きがないから…」
と、ウジウジする気持ちが出てきたら、

「それはそうだよね。
それでもさ、
アマチュアだからできることもあるよね。
アインシュタインもそうなんだよね。」

と、ひと言自分に言ってあげることにします。

 

余談ですが、
私自身も、
音楽をやっているけれど
学歴も肩書きもな〜んにもないことに
肩を落とす時があります。

 

でもね、
水戸黄門の印籠ばりの
「神々しい確かな何か」
を掲げて
「この人はすごい人なんだなぁ」
っていうのを提示してから歌ってもいいんだけれど

「主婦です。」
って言って、
突然素敵な歌が歌えたら
なんていうか、
そっちの方が面白くないですか?

存在として(笑)

 

「アマチュア」として

「主婦ときどきシンガー」として、
「アマチュア」として
曲をリリースしてみて気づいたこと。

 

今の私のポジション
=アマチュアとして自由に表現できる
と言う強みを存分に使えばいい
ということでした♪

ていうか、
それしかないです(笑)

 

メルマガ読者さんを含め、
ツイッターなどのお友達から
沢山の反応をいただきました。

 

反応があってよかった。
本当に嬉しい。

 

でも、
アマチュアの私の強みは、
聴いてくださる方の期待に
応えなければいけないプレッシャーが
少ないこと。

 

だからこそ、
「きっとこんな曲を書けば
こんな人が喜んでくれるだろう
沢山の反応があるだろう」

ではなくて、

「私が今表現したいことを
 今の私ができる全部で表現しました!
 どうぞ!」
と、
自分の内面から思いをすくい上げて
思い切り表現すること。

 

だからと言って、
「プロにはならない!」
「アマチュアこそが最高だ!」
と言って、
優劣や序列をつけるわけではありません。

資格がないと携われないプロのお仕事は確かにあり、
沢山のプロの方に助けられて生きています。

 

自分がやりたいことをやり続けて辿り着いた
「現在地なう!」のポジションで
のびのびと強みを発揮できることを
「その時々で」精一杯やる。

もちろん楽曲のご感想や
メルマガの反応をいただけると
めちゃくちゃ励みになりますし、

楽曲を思い浮かべるときに
反応してくださった読者の方が浮かぶことはあるかも。

 

というわけで、
お返事や応援は
いつでも首をなが〜くして
お待ちしています♡

(★東京タワー近くで忘年会。
風情のためにたまには奮発♡)

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