音楽

ライナーノート:「ねがお」

(本記事は2022年12月のメルマガ記事です。)

「ねがお」へのご感想とともに、
「応援ボックス」への応援を早速いただきました。

本当にありがとうございます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

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今日は
「ねがおに込めたねがい」
と言うべく
ライナーノートをお届けしますね♪

 

ライナーノート「ねがお」

「ライナーノート」とは

レコードなどに付された音楽の解説文。
ライナーノーツ。
(コトバンクより)

私はアーティストのライナーノートを読むのが好きなので
私も書いちゃいますね。

子供の「ねがお」って…。

今年の秋で、
娘は5歳になりました。

外食するのも
電車に乗るもの
赤ちゃん時代よりは楽になって、
私自身が、
少しだけ乳幼児育児を「ほっ」と
眺められるような時になりました。

 

「子どもの寝顔って
 まるで神様がつくったみたいだなぁ」

 

子供が生まれてから
娘の寝顔を見るたびに
そう思っていました。

 

「神がお造りになった」
と書けば、
愛するゴスペルソングに象徴されるような
一神教的な考え方なのでしょうか。

 

私は
「ザ・日本人」と言わんばかりの宗教観で、
正月は神社、
お盆はお寺、
クリスマスを祝いゴスペルを歌う、
と、都合よく
「八百万の神ばんざ〜い!」
という感性で生きています。

 

宗教観はさておき、
子どもの寝顔には
ある種の神聖さが宿っているように感じます。

また、
子どもが寝ている時は
母である私の休息の時でもあります。

「あんなにうるさかったのが静かに寝ている」

そんな現実的な思いも相まって(笑)
余計に子どもの寝顔には
肩の荷が降りた静けさが宿るのです。

 

この曲は、
自分の娘を思い描いたはもちろん、
可愛くて神聖な寝顔だった全人類に向けて
作った曲です。

(最後のコーラスのところとか特にね)

 

壮大だな。

歌詞を振り返る

ここでは2点だけ
歌詞の振り返り、というか
思い出話をさせていただきます。

皆さんの経験や
感じた感情との
共通点はありますか?

 

「こだわり過ぎた全てのかたち」

これは、
初めての育児で
どうしようにも凝り固まって
視野の狭くなった自分自身を振り返った言葉です。

 

はじめに述べますが、
視野が狭くなるのは
決して悪いことではありません。

「お母さんは目の前の赤ちゃんを守るために
 視野を狭くするんだよ」

出産した病院の助産師さんが
教えてた言葉に
何度励まされたことか分かりません。

 

離乳食を食べなかった娘。

プチ健康オタクの私は
せっせとさまざまな離乳食を作り、
「あれ、ここ数週間、
台所に立っていた記憶しかない」
なんていうこともありました。

 

「こうした方がいいよ」
「もっと気楽でいいよ」

ありがたい人様のお言葉も
多分あの時は入る隙がなかったのかも。

少しだけあの頃を
「時間」という距離をとって眺められる私は
そんな風に思います。

 

「もう一枚の鎧はいらない
 揺れる花に動く心を」

これは、
学歴やらお給料やらキャリアやら
自分が築いてきた自分の「外側」のものが
なんだか私に似合わない
「鎧(よろい)」のように見えてきたことです。

話はさかのぼりますが、
私の出産のタイミングで、
実家の祖母の認知症が明らかになりました。

農業や田舎の長男の嫁業をバリバリこなし、
洋裁が得意なしっかり者の祖母。

そんな祖母の認知症は、
家族全員にとって衝撃でした。

そんな祖母が、
ある日秋の紅葉を見にドライブに行った際、
「女郎花(おみなえし)綺麗だにゃあ!」
と満面の笑みでその感動を口にしたのです。

生まれてから80年以上、
山形で生まれ育った祖母。

毎年おんなじような紅葉を見ているだろうに、
その感動を生き生きと口にする祖母。

「ばあちゃん、
   あなたの尊い感性には何も勝てない」

私の感性は
グッと胸ぐらを掴まれたようでした。

こんな祖母との関わり合いを通して
私自身が感じたこと。

それは、
本当に必要なのかも分からない
鎧をせっせと補強するよりも、

「女郎花、綺麗だにゃあ!」
と、毎年巡ってくる季節に
少女のように感動する心を
ずっと持っていたいなぁということでした。

今もそう思い続けています。

 

最後に歌詞をお付けします。

 

楽しんでいただけると幸いです。

ねがお』 はるかふる   

神様がつくった寝顔
訪れた朝に浮かぶ頬に

新しい幕が開く
神聖ないつもの場所

こだわり過ぎた全てのかたち
外の光も気づかぬまま

重なった時間の上でやっと
息をついて眺められる

いつかは巡る季節の中
あなたをまた思い出して

隣に並んで見つけたのは
風の色
花のそよぎ
またいつか思い出して

神様がつくった寝顔
毎日忘れては思い出す

その朝をかき消すほど
大切なものはない

疑い過ぎた無邪気な願い
本当の声も聴かぬまま

もう一枚の鎧はいらない
揺れる花に動く心を

いつかは巡る季節の中
あなたをまた思い出して

嘘ばっかりの頭の中
手に触れて
胸に感じた
あたたかさ忘れないわ

いつかは巡る季節の中
あなたをまた思い出して

隣に並んで見つめたのは
その全て愛おしいもの

あなたをそっと思い出して

(コーラス)

Bright morningx2
You are so precious

Bright morningx2
You don’t have to worry

Bright morningx2
You are the only one

Bright morningx2
You can live as you wish,baby

ABOUT ME
はるかふる
心豊かに生きると決めた子育て主婦の「くすっ」と笑えてたまに深いかもしれない日々を発信。|活動拠点は週1ペースの無料メルマガ。Twitterとインスタのフォローもお待ちしてます♪
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