ありがとうが止まらない~ベーシストデビューを終えて

週末に、
通っている音楽教室の発表会で
ベーシストとして
バンドデビューをしました。

合唱部とママゴスペルサークルで
人前で歌ったことはありましたが、
ベースもバンドもお初の初。

教室主催の発表会ということで、
主に先生方によって
曲とバンド編成が決められるスタイル。

本番までに2回の計2時間だけ、
合同のバンドレッスンをしました。

バンドメンバーは
初対面の方ばかりでしたが、
皆さん優しく接してくださいました。
(★本番の舞台は約500席のホール。
お客さんは出演者の関係者のみと、人数制限をしたライブになりました。)

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「あ~どうしよう、
でもここで飛び込まなかったら
いつまでも”いつかベースをやってみたい”
っていう気持ちを先延ばしにして…
女が廃るっ!」
って
緊張しながら
教室の体験レッスンを申し込んで、
触ったことすらなかったベースを始めて3か月。

ベースを弾くために
何が必要なのかもわからないまま、

楽器店を2件回って、
信頼できそうな店員さんから、
フジゲンの中古のベースと
アンプもろもろを購入。

それから、
月に数回のレッスンと
毎日のお部屋での練習。

1か月に1曲ペースで、
初心者版に編曲してもらった譜面を
弾けるようになっていきました。

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当日は、
出番の1時間前の集合でいいのに
しっかりというか”うっかり”
2時間以上前に到着。

 

受付、
舞台裏のクローク、
開演前のステージでのセッティングなど
ステージを作る裏方の方々の動きを見ていました。

(★舞台のセッティングの様子が好きです。格好いい。↓)

バンドメンバーの皆さんは
何回もバンドステージに立っているそうなのに
「緊張する」と漏らしていました。

わたしも緊張で手が冷たかったけれど、
なんていうか
皆さんと会えたことも嬉しいし
多くの先生方にサポートしてもらっていることも嬉しいし
「嬉しい」の方が大きくて
ワクワクしていました。

 

本番前の控室では、
わたしがいつもと違う環境で
ベースのチューニングに手間取っていると、

別のギターの先生が
チューニングを手伝ってくれて
またエネルギーをもらいました。

あぁありがたい。

お世話することばかりしていた
乳幼児育児の日々。
誰かにお世話されるありがたさ(笑)

本番前のステージ袖では、
バンドメンバーの皆さんと、
「じゃあがんばりましょう!」
と声掛けしあいました。

司会進行を務めていた
教室の代表や先生とも
冗談交じりのトークをして
またほっこり。

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ステージに上がってからは、

わたしのベースの先生が
ケーブルのセッティング、
音響確認等をしてくださって
「初ステージ頑張ってください!」
と声をかけてもらって
またエネルギーをもらいました。

ずーっと緊張していたけれど、
みんなと音楽を創れることが
「嬉しいな、楽しいな、ふぅ~息を吐いて~」
っていう気持ちで、

早いテンポの曲でしたが
ほぼ練習どおりに
大きなミスもなく
弾けました。

曲が終わるとすぐに
各楽器の先生方が、
また演者であるわたしたちのお世話に
舞台上に現れます。

 

「めちゃくちゃ良かったですよ!」
照明の落ちたステージで
先生からこしょっとお言葉をいただいて、

いつも目立つわけじゃないベースラインを
しっかり聴いていてもらえたんだなと
また温かい気持ちになりました。

ステージが終わって
バンドメンバーの顔も晴れやか。

ボーカルの女性は、
「すっごく歌いやすかった!」
って言っていて、
それがなんでだか理由は複数あるにせよ
その構成要素に1%でもなれているかもしれない
と思うと
すごくうれしかったです。

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客席には、
夫と3歳の娘が来てくれました。

そもそも夫が娘をみてくれたり
「妻が趣味に没頭することを放っておく」
という形の応援をしてくれたりするからこそ
今回の舞台に立てた訳なので、

空気のようだけれど
ありがたいことです。

 

夕飯も自分で作るつもりでいましたが、
夫から
「たこ焼きパーティーの準備しておくね」
と連絡がありました。

ありがたやありがたや。

主婦にとって、
帰宅したら夕飯が準備してあるという
夢の状況がうっかり叶いました。

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自分の出番を終えて
ほかの出演者や先生方の演奏を
ゆっくり聴きました。

コロナの影響で
リアルな音楽を聴くことがぐっと減った1年。

音楽を
スピーカー越し・画面越しで
十分楽しめていると思っていましたが、

生のライブは、
空気が振動していて、

わたしの好きなベースの低音を
耳というよりはお腹の方で、
どーんどーん、と
感じることができました。

 

余談ですが、
敬愛する福山雅治氏(ましゃ)が
「ベース好きな女性は子宮で聴いてますね」
ってずいぶん前にラジオで言っていました。

20代だった当時は
ちょっと恥ずかしくなりましたけど
そうかもしれません。
さすがましゃ。

 

また、
楽器を演奏するときの体を使ったリズムの乗り方、
バンドメンバーとのコミュニケーションの取り方、
そのようなこともろもろを
演奏する皆さんから受け取った気がします。

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ステージを終えて数日。

今と昔、
様々な方への
ありがとうが止まりません。

(そして子どものように眠れません)

ステージに上がるまで
会場の予約、
タイムテーブルや動線づくり、
色んな人の力で成り立つイベント。

 

合唱部で、
定期演奏会の会場予約をしたり、
会社で、
所長会議のタイムテーブルや司会者の原稿を作ったり、
担当していた裏方の仕事たちを思い出しました。

当時は、
そういう仕事が好きというよりは
プレッシャーにしか感じていませんでしたが、

そういう経験があったからこそ、

今回の教室の発表会で
裏方の仕事をしてくださっている皆さんへの感謝が生まれて
わたしの中に温かい思いが溢れてきたのかなと感じました。

そう思うと、
あの時、
あの仕事をさせてもらってありがとう、
と時間を超えて、
あの頃のだれかに対する
感謝の念が溢れました。

 

高校、大学の合唱部でも
年に何回も、県民会館的な
大きいステージに立たせてもらっていたこと。

「大丈夫、これまでもやってきたじゃん!」
って、
心の中で、
明るく自分を励ます経験はとても尊く、

一個人の田舎の学生に、
そんな経験を積ませてくれた
顧問の先生やら、
部活という組織に、
またありがとう。

 

音楽好きが、
音楽好きのために作るイベントにおいては、

強い統制力や強制力が
(あったのかとは思いますけれど)
仮に目に見えなくとも、
それぞれが自分のやるべきことに
すーっと向かっている感じがしました。

そういう場所がわたしは好きです。

昔通っていた着付け教室も、
なんだかそうでした。

細かいルールとかがなくとも
個々人が
すーっとあるべきところに向かう感じ。

多くの人が同じところに向かって
何かを作るには、
仕掛けも統率力も必要なのでしょうが、

それが目に見えなくても
それぞれがすーっと向かっていけるのって
素敵ですね。

誰かによく見られたい、評価されたい
よりも、
「これしよう」が先に出てくる感じ。

 

そこにわたしがどう関わりたいのかは、
その時々によって変わるのでしょうが、

そんなところに身を置いて、
沢山の人が
自然体で、
時には謎な自然な魅力を溢れさせてしまう、
わたしはそんなところを見て
感じていたいです。

(★たこ焼きパーティー。ひとり打ち上げウィークが続いています。)

 

 

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