(本記事は2023年11月のメルマガ記事に加筆修正したものです)
さて、いよいよ明日リリース!の「担々麺」!
今日は、実はひそかに一番思いがのっている
2番の歌詞のエピソードについてお話しします。
「自由」2つの意味
2番の歌詞で
「好き」認めた自由 噛み締めて
って書きました。
食べ物だけに。噛み締める(笑)
歌詞を書いた後に、
「自由」には
二つの意味があることを知りました。
一つ目は、
アメリカから入ってきた「フリーダム!」の和訳。
夏目漱石先生の和訳だそうです。
アメリカ的「フリーダム!」。
それは、
先住民族のインディアンから奪い取った自由、
古代ギリシアで「自由人」という職業の人が
数名の奴隷を従えることで勝ち取った自由。
つまり、
誰かの犠牲と引き換えに得られるもの。
だから、
いつ、誰に奪われるかも知れないもの。
こわっ。ドキドキしますね。
二つ目は、
仏教用語だという
「自らを由し(よし)とする」
「自分の中に判断基準を持つ」
というもの。
誰から何を奪うことなく、
自分の心で、ただ決めるだけ。
元々の日本人的な自由って、
こっちのニュアンスだそうです。
この話を聞いたのは、
歌詞を書き上げた後でしたが、
日本人的なニュアンスで「自由」という言葉を使っていたことに
気づかされました。
「担々麺が好きって、
自分で認めちゃっても…いいや♡」
って、平和すぎますからね(笑)
大人に必要な「自由」
人から奪わない自由って、
簡単で平和的で(リーズナブルでw)
なんて尊いのでしょう。
自分の心に聞いて、決める。
それだけで、楽しくてワクワクして、
「なんかあの人楽しそう」
って、周りの人にも幸せをお裾分けできるのって
素敵な大人だなって思います。
西洋的な自由が必要なこともあるかも知れませんが、
他人の犠牲が必要な案件は
時と場所を選んだ方がよさそう。
それに対して、
自家発電的な「自らをよしとする」自由は
頻発しても、いいのかも。
大人に必要な自由って、
実は、
大げさに外に取りに行く自由じゃないのかも。
「担々麺好きなんだけど(笑)」
って、言っちゃえば、いいのかも。
言葉の由来を確認すると、
自分や人様の価値観が
よりクリアになる気がします。
余談・ドラマ「おいしい給食」
娘の夏休み中、
6歳の娘と一緒に見られるドラマを探して
Amazonプライムで観ていました。
(なにせ外が暑すぎた)
「おいしい給食」というドラマです。
1984年・中学校の給食が舞台。
給食を愛しすぎる教師が繰り広げるコメディです。
毎回、
市原隼人さんの給食に大興奮する演技が笑えました。
(★これが毎回ww!↓↓↓)
その中で、
「好きなことを認めることは
自由になることなんだ」
というようなセリフがあって。
「ああ、そうなんだ」って。
ちょうど書きかけだった歌詞の参考になりました。
好きに素直すぎる大人、
好きをこじらせて他人にちょっかいをかける
モンスターと化した大人、
色々出てきておもしろいです。
(そして給食が食べたくなる)
4曲目「担々麺」はいよいよ明日リリース!
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どうぞお楽しみに^^
今日もお読みいただきありがとうございました♪
(★わたしの手書き原画。
イラストレーターさんの手にかかると
どうなるのでしょうか…!↓)
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