最初に宣言します。
ゴスペラーズのリーダー、
グラサンの村上てつやさんの歌声が
世界一好きです。
中学生のころから、これは変わりません。
もう、世界一です。
豊かな響きの低音と、
ソウルフルなファルセット(裏声)がたまりません。
…なんて、書いてますが、
理屈抜きに好きです。
どうしようもない「あ゛~」が溢れます。
落ち込んだとき、
頭を使ってぐるぐるしたとき、
わたしの原点回帰には、
「好きな声を聴く」という
ひとつの特効薬があります。
——————————
今は昔、わたしが中学生のときに
ブレイクしたゴスペラーズ。
わたしが一番はまったのは
「永遠に(とわに)」。
(あれだけ好きと語った村上さんが
リード・ボーカルじゃない・笑
でもコーラスの村上さんも聴き逃しません!)
メンバーの安岡さん作詞の
「ど・甘」な歌詞と、
リード・ボーカル黒澤さんの
「ど・ジャパニーズ・ポップス」
と言わんべき美しい日本語の歌唱と、
5人の和音(全ては聞き取れないが不思議な和音がある)と、
アカペラとバンドの融合という
和音の更なるミルフィーユ感
(アカペラもいいけどバンドも好き、
リズムも生まれますよね)に、
中学生のわたしは、
「ずきゅん」(ばたん)
と撃ち抜かれてしまい、
CDを聴き続けました。
——————————
1学年2クラスの田舎の小さな中学校。
当時はSNSもありませんでしたから、
リアルな世界がわたしの全ての世界。
わたしの「ゴスペラーズ萌え」を
共感できる友達は、
たまたま近くに見当たりませんでした。
それでも感動がおさまりきらないわたしは、
女子4人でやっていた交換ノートに
「永遠に」の歌詞を書き写し、
いかにこの楽曲が素晴らしいかを、
毎回のように、
特にゴスペラーズに興味のない友人3人に、
ノート上で語りまくっていました。
友人には、
「もういいよ~」
「ウザいよ~」
とか言われていた気もしますが…
友よ、受け止めてくれてありがとう!
とここで言います(笑)
——————————
さて、ゴスペラーズに熱狂した中学時代でしたが、
社会人になってからは、
なんでか、ゴスペラーズをあまり聴かなくなりました。
高校、大学で、合唱部に入り、
全国大会で金賞を頂くくらい
合唱に熱中していましたから
ひととおり、コーラス、和音欲は
満たされたからかもしれません。
(当時はジャズにはまっていました)
——————————
あれから約10年。
昨年、所属するママゴスペルサークルで
「This Christmas」という楽曲を
歌うことになったときのこと。
(酒井さんの軽快な英語が素敵で中学生?高校生のとき真似しました~)
「これゴスペラーズもカバーしてたよね?」
と、YouTubeを探しました。
お目当ての曲はYouTubeになかったものの、
「やっぱりゴスペラーズすごいやぁ!!」
と、またゴスペラーズ熱に、
灯がともってしまいました。
再燃のきっかけになったのが、
「クリスマス・クワイア」
という楽曲。
(メンバーの酒井さんが作詞作曲ですよ)
クリスマスらしいキラキラ感と、
5人が代わる代わるリード・ボーカルをつとめる軽やかさに、
絶賛イヤイヤ期の2歳児子育て中だったわたしは
「ずきゅん」(ばたん)
とやられてしまいました。
——————————
ゴスペラーズ熱が再燃して少し経ってから
ゴスペルサークルの練習後の
ファミレスランチでお喋りしていたときのこと。
突然、
「なんかこの人はゴスペラーズ好きそう」
と謎の嗅覚が働いたわたし。
メンバーの先輩ママに
「○○(ニックネーム)ってゴスペラーズ好き?」
と聞いてみました。
(ゴスペルサークルでは、アメリカを意識しようということで、年齢の上下関係なく、ニックネーム&ため口で話すのが一応のルールなのです・笑)
答えは案の定
「うん、好きだよ!
大学のとき、ゴスペラーズと同じサークル入ってたの~。
最近は聴いてないけど♪」
うおー!!
しかも、同じサークル出身てすごーい!
ゴスペラーズ友達をリアルな世界でも見つけ、
早速「クリスマス・クワイア」の素晴らしさをシェア。
後日、彼女からのラインで、
「すんごい良かった~!」と共感していただけました。
中学の時に、興味のない友人に、
無理やり喜びをシェアしていたわたしでしたが
共感できるお友達を見つけるのは大事ですね。
少しは成長したかな(笑)
(↓写真は1年前のサークルのライブで歌っている様子。
素人だが、本気である・笑)
——————————
さて、ゴスペラーズの凄さを、
主に以下の5点に集約しました。
(結論まで長っ!笑)
①5人が、それぞれ声質も、
ベースとなってる音楽も違うのに、
ハモると調和が生まれている。
ひとりひとりのリード・ボーカルを聴くと分かるが、全然声質が違う。
村上さんは、ソウルミュージックがベースにある歌い方、鈴木雅之さん寄り。
酒井さんは、透き通った美声で小田和正さん寄り。英語も軽やかに歌える。
安岡さんは、コアなファンがついてそうな甘い声で、ビブラートが独特。
黒澤さんは、王道のジャパニーズポップスって感じの安定感。
北山さんは、ベース担当だけあって、トロンボーンみたいな深い響きだけど、高音も歌える。
そんな感じでバっラバラな個性なのに、
ハーモニーを作るとなると調和している。
謎過ぎる。
もう、この件については、
全国大会金賞受賞・元・熱血合唱部(大げさ・笑)的見解を交えて
別記事で書きます(笑)
また、個性が色んな方向性だから
リード・ボーカルの選択肢が広くて
色んな楽曲ができる。
(あ、でもゴスペラーズのすべての楽曲が好きなわけではないです。それでもファンと名乗ります。)
②みんなが楽曲を書ける。
これこそすごすぎて、もう、謎。
③トークが面白い。
わたし、トークが面白い人が好きなんです(笑)
ゴスペラーズは、
個人もさることながら
みんなでのトークがとっても面白い。
彼らは、自分達のことを
「そんないい人じゃない」
みたいなこと言っていたことがあったのですが、
いやいや、
大人の気遣い溢れるトークが好き。
何でも話せばいいってもんじゃない。
気遣いのベースの上に面白さは成り立つ。
5人で話しているのを見るだけでニヤニヤする。
男の人達が話しているの、好きだ。
(前世はおじさんかもしれない笑)
④グループで長く続けている。
いやー、これは感謝感謝としか言いようがない。
わたしが、約10年ゴスペラーズから離れていても、
まだ活動していて、
更なる挑戦を続けているって、
「本当にありがとうございます。
おからだに気を付けて、
埼玉から応援してます。」
としか言いようがない。
——————————
今日も各メンバーのインスタをチェックし
「いいね♡」を押し、
メンバーの皆さまの迷惑にならないように…と
たま~に、控えめに・短めにコメントしてみる
健気な、いちファンでありました。
各メンバーのインスタも、
大人の優しさに溢れていて、
これまた、好きで…
インスタライブとかも
超楽しいんです…
生きていてくれてありがとうございます!!
——————————
今日は、ただただ、「好き」を書き連ねました。
「好き」は、わたしを原点に戻してくれるもの。
「好きはここだよー!
気が向いたら、いつでも戻っておいでー!」
心の中の、ホームのようなものかも知れませんね。
そして好きは変わってもいいし
形を変えてもいい。
先日もまた、ゴスペラーズ好きなお友達を見つけ
同じ時間に、メンバー酒井さんのインスタライブを観て
「きゃーきゃー」
言い合っていました。
仲間がいると楽しみも激増♡
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!