(本記事は、2022年11月配信のメルマガ記事を
加筆・修正したものです)
今日は冒頭に
レコーディングの苦労話をご紹介。
今回は、自分ひとりで
レコーディングを進めました。
テレビに出てくるような
レコーディングブースではなく、
自分のマイクと小さな機材を
レンタルスタジオに持ち込んで、
自分でセッティングして録音です。
歌いながら、
歌の先生たちの指摘しそうなことが
い〜っぱい出てきました(笑)
ゴスペルの先生は
「もっと小さな声で」
って言いそうだし、
ボイトレの先生は
「もっと声量を」
って言いそう。
どちらも正解。
さて、
今の私の楽曲にどちらを
どの程度採用するか。
自由です。
この「自由」がとっても難しかった!
自分で責任を持って
自立して
自由の海を泳いでいくことも大事だし、
「客観的に見るとこうだよ」
という貴重な他者の視点も大事。
来年くらいには、
私の歌に客観的な意見をくれる
プロデューサーと
より面白く音楽活動ができますように。
内なるプロデューサー「はるP」も
ちゃんと育てながら…
今日は、
音楽と「守破離」という概念について
私が感じていることを書きますね。
「守破離」サイクル
「守破離」ってこんな感じです。
道や茶道などで、
修業における段階を示したもの。
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、
確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、
良いものを取り入れ、
心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、
独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
(コトバンクより)
私にとって
音楽活動での「守」は、
ジャンルのお作法や
アーティストさんの見本通りに
ゴスペルを歌い、
ベースを弾くことです。
オリジナル曲の制作が
「破」と「離」のミックスかなと
思っています。
というか、
「ゴスペルを歌う」
「ベースを弾く」
この中だけでも
「PDCAサイクル」ばりに
「守破離サイクル」が
くるくる回っています。
分かった上で着崩したい。
「守」に象徴されるような「コピー」。
「破」「離」に象徴されるような
「オリジナル曲の制作」。
どちらも超重要だなと思います。
お手本を素直に学ぶ時間がなければ
良質なアウトプットはできないと思います。
また、
インプットの受け皿として
オリジナル性が発揮できるアウトプット先がある方が、
モチベーション云々言っていられないくらい
インプットにも俄然やる気が増す気がしています。
分野は違いますが、
着物でも
着物を知ろうとある程度学んできた人が
「着崩している」
のと
着物を学ぶ気がない人の着姿が
「着崩れている」
のでは
同じ「崩した着方」でも似て非なるもの。
それで、
私は、
「分かった上で着崩したい」んです!
(笑)
とは言っても、
いつ人生の時間切れが起こるかは
誰にもわかりません。
ですので、
PDCAサイクルなのか
人体の代謝のサイクルなのか
「ある程度学んだらアウトプットしてみる」
という
くるくるとした軽々しいサイクルで
進んで参ります。
⭐︎スタジオに同行する娘。